圧縮力、張力印加時の測定が可能です。
TLVM型 交流磁歪測定装置
- 特長
- 仕様
圧縮力、張力印加時の測定が可能
高分解能、高安定なレーザ振動計を使用
磁歪(変位)測定には、高分解能、高安定なレーザ振動計を使用しています。
早く優れた応力制御
早い応力制御、高安定な動作、低ノイズの応力制御を行うため、エアーシリンダを用い電空変換により空気圧を制御します。
堅牢な応力機構
測定枠は応力機構部と一体化し且つ、堅牢な構造となっています。
広い測定周波数範囲
40Hz~20kHz
任意波形励磁が可能
正弦波、矩形波、三角波および任意波形の励磁が可能です。
応力印加時の交流磁気試験も可能
測定枠内にHコイルを設けることにより、Hコイル法による単板磁気測定が可能です。
基本測定以外にも波形データより解析が可能
波形データよりFFT解析、Br、Hc、角形比 等を求めることができます。
試料は各種サイズに対応
試料サイズに対応した測定枠を製作し、測定を可能にします。
主な仕様
測定項目 | 磁歪測定 | 磁歪 [λo-p、λp-p] |
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波形測定 | 磁歪、励磁電流、励磁電圧、磁束電圧、Hコイル電圧、磁束密度、磁界の強さ、バタフライループとB-Hループの波形を表示させます。 | |
磁気特性測定 | 磁束密度 [B](磁化J)、磁界の強さ[H](磁化力)、鉄損 [Ps]、皮相電力 [Ss]、透磁率、波形率 | |
特性曲線作成 | 測定結果よりB-λP-P、B-λ0-P、H-λP-P、H-λ0-P 、応力(圧縮、張力)-磁歪特性 σ-λP-P、σ-λ0-P、磁気特性測定時はH-B, B-P, B-S, f-P ,f-S,H-μ特性曲線を作成し、表示および帳票出力を行います。 |
外形寸法
装置は磁気測定装置と制御演算処理装置にて構成され、並べて使用します。
磁気測定装置※1 | W 約540 × H 約1500 × D 約750mm |
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制御演算処理装置 ※2 | W 約700 × H 約1600 × D 約900mm |
検出部 ※3 | W 約1200 × H 約1200 × D 約900mm |
- ※1 励磁電源、アナログ演算ユニット、出力トランスユニット等 収納ラック
- ※2 パーソナルコンピュータ、ディスプレイ、プリンタ等 収納ラック
- ※3 応力機構部、測定枠、レーザ変位計設置