検査対象材(例) | ||
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種類 | 電磁鋼板 | |
板厚 | 0.20~1mm | |
板幅 | 600~1,400mm(幅1,600mmまで通板可能) | |
密度 | 7.60 ~ 7.90 g/cm3 | |
板面温度 | 常温(80゚C以内) | |
ライン速度 | Max.240m/min | |
パス形態 | 横パス 南北方向 | |
パスライン変動 | ±10mm以内(形状要因を含みます) | |
蛇行 | ±100mm以内 | |
鉄損の測定 | ||
励磁制御モード | 設定された磁束密度を一定制御 | |
測定周波数 | 50Hz/60Hz | |
磁束密度の設定範囲 | 無方向性試料 | 1.0T (W10/50)、1.5T(W15/50) |
方向性試料 | 1.7T (W17/50) | |
鉄損の測定範囲 | 0~20 W/kg、この範囲を5 W/kg・10 W/kg・20 W/kgの 3レンジ | |
磁束密度の測定 | ||
励磁制御モード | 設定された磁界の強さを一定制御 | |
測定周波数 | 50Hz | |
磁界の強さの設定 | 1,000A/m(B10)と2,500A/m(B25)の2点 | |
磁束密度の測定範囲 | 0~2T | |
測定精度 | ||
鉄損 | 各レンジ フルスケールの±2%以内 | |
磁束密度 | レンジ フルスケールの±1%以内 |
CWM型 連続磁性測定装置
- 特長
- 仕様
- 測定はライン上で励磁コイルにより電磁鋼板を直接励磁し、鉄損(P)、磁束密度(J)、磁界の強さ(H)を自動的に行います。
- 信号の検出は、それぞれ独立したB コイル、Hコイルで行っているため、鉄損の測定において励磁コイルの銅損等に影響されることはありません。
- 鉄損測定において、磁束密度波形を正弦波に近づけるために負帰還型の波形制御を行います。
- 電磁鋼板の表面の磁界の強さをできるだけ正確に検出するために、Hコイルは試料に対し、上下2段に配置します。
- 地磁気の測定への影響を無くすため、地磁気補償コイルを設けてB-Hループが平均的に対称となるように制御します。
主な仕様